ハンディターミナルをどんな用途で使用しますか?
今回はハンディターミナル本体を選定するにあたり、ポイントとなる部分や気をつけておかなければならない部分について、まとめておきたいと思います。
まずは、リアルタイムである必要性があるかどうかということ。業務によっては最新の入荷情報や在庫情報が必要な場合があります。
入荷したものを即日出荷しなければならない、緊急の出荷依頼に対応できるかどうか即座に判断を下す必要がある、といった場合などです。
但し、無線運用となると総合的にコストアップしますので、最終的には予算との相談となるでしょう。
気をつけなければならないのは、何らかの原因で無線が使えなくなり、ハンディターミナルでの無線運用が停止したときの運用を考えておく必要があることです。場合によっては入出荷などの情報を蓄積してホストコンピュータへ有線で送信するような代替処理を設ける配慮が必要になるかも知れません。
次に、読み取り対象は何かということ。バーコード、2次元コード、OCR文字、RFID、非接触ICカード。バーコードは全ての機種で読めますが、そのほかについては専用の機種となります。
他にも、画面のサイズや文字の大きさ、周辺機器制御のための通信インターフェイスの有無、大きさや重さなどの形状、耐衝撃性や耐環境性などがポイントとなってきますが、やっぱり何より大事なことは購入後のメーカーサポートの充実度ではないかと思います。
ハンディターミナルはパソコンなどとは違い、簡単に機種変更するわけにはいきません。機種ごとに環境が異なるため機種限定でのシステム構成となり、機種を変更するとなるとシステムの変更も伴います。このことから古くて機能的に時代遅れなハンディターミナル達が、ボロボロになりながら働き続けるということも多くみられます。
せっかく導入したものですから壊れるまで使い続けたいところですが、メーカー側としても古い機種を永久的に供給するわけにもいきません。なので、発売されてからいつまで生産・販売・予備バッテリー供給・修理受付などが行われるのか、次機種が販売された際には互換性が考慮されるのかということが非常に重要になります。
また、あなたが開発者であれば、開発環境やマニュアルの充実度、開発者へのサポート体制なども考慮する必要があるかも知れません。