今回は音とバイブレーションのお話。
ハンディターミナルには「ビープ音」という「ピッ」とか「ブー」とか、非常に昔ながらのコンピュータ音の出力が標準で搭載されています。音の高さや大きさ、長さなど比較的自由に設定が出来るものが多いです(但し、プログラム中からの制御が必要な場合があります)。どうでもいいですが、なぜか私はこの「ビープ音」が昔から好きです。
単純な繰り返し処理の場合、作業に慣れてしまうと、画面上でエラーを表示されていても確認することなく処理を継続してしまう事がどうしても多くなります。誤った入力があった場合や処理が正しく行われなかった場合にはビープ音を発して、確認を促す事が必要になります。現場の運用状況を把握し、適所に使用することは大事な事です。
同じようなアラーム要素として、最近はバイブレーション機能を持つハンディターミナルが増えてきました。携帯電話でもおなじみですが、大きなビープ音を発しづらい場所や騒音の大きな場所では非常に便利です。ビープ音とうまく組み合わせて使用することにより作業効率をアップできます。但し、使いすぎに注意しましょう。あまり頻繁に「ピー」だの「ブルブル」だのを使ってしまうと作業者がそれに慣れてしまい、逆に見落としが多くなり効率が悪くなる可能性が出てきます。
音に特化した面白いハンディターミナルがあります。(株)ウェルキャットの「XIT-100-B」という機種です。
この機種はWindows標準の音声ファイルの形式であるウェーブファイル(.wav)を再生することができる「音声ガイダンス機能」がついており、最新大型スピーカーを搭載することで、この特殊な機能を強固なものとしています。
操作に不慣れな作業者にとっては非常に有益な機能だと思われます。
慣れてしまうと音声ガイダンスはわずらわしいかも知れませんから、「初心者モード」と「熟練者モード」のような設定を設け、作業者の熟練度に応じて音声ガイダンスの利用を切り替える運用を行うと良いのではないでしょうか。音声ガイダンスという機能は、ハンディターミナルを初めて導入した現場においては特にメリットのある事だと思います。
最近、実機で音声ガイダンスを聞く機会があったのですが、けっこう聞き取りやすい音声でした。ただ、音声ファイルは準備しなければなりませんから、自分で作るのか、プロに吹き込んでもらうのかといったあたりで悩みそうな気がします。基本的なものは準備されているのかも知れません・・・機会があったら実際に使用してみたい機種です。