今回はバーコードなどの読み取り機能について。
ハンディターミナルでは機種によって以下のような様々なシンボルやメディアが読み取れます。("シンボル"とは、コードの規格を意味します)。
・バーコード(JAN、NW7、CODE39、CODE128、ITFなど)
・2次元コード(QRコード、PDF417、Maxiコード、DataMatrixなど)
・OCR文字(OCR-B)
・RFID(I-CODE SLI、Tag-it、my-dなど)
・非接触ICカード(MIFARE、Felicaなど)
基本的には読み取りはトリガーキーという読み取りの為のキーを押した状態で行ないますが、アプリケーションの作り方によってはキーを押さなくても読み取りモードにすることもできます。
当然ですがハンディターミナルにとって「何かを読み取る」という機能は基本機能であり大前提であるといえます。
メーカーや機種によって、次のような組み合わせで読み取り機能を備えたハンディターミナルが販売されています。
・バーコードのみ
・バーコード と 2次元コード
・バーコード と 2次元コード と OCR文字
・バーコード と RFID
・バーコード と 非接触ICカード
全ての機種においてバーコードは読み取れます。2次元コードやRFIDの登場により、バーコードは取って代わられてなくなってしまうということが当初言われていましたが、今ではそんなことを言う人はいなくなりました。それぞれのシンボルやメディアは適材適所、場合によっては相互に連携して利用されています。
ハンディターミナルの基本的な読取対象はバーコードです。
その中でも最もポピュラーなのはJANコード、"49"や"45"で始まる13桁か8桁のバーコードで、スーパーやコンビニのレジで読み取られているものです。
医療などの分野ではNW7(CODABAR)やEAN128、最近ではRSSというEAN規格から派生させたシンボルも、国際的なシンボル規格統一や多段化・合成化できるというメリットがあることから注目されています。
CODE39やCODE128(EAN128)、ITFといったものは数字以外にも英字が使える事から物流業界で多く用いられています。そのほかにもいろいろなバーコードシンボルがありますが、ここで挙げたくらいを覚えておけば知識としては問題ないと思います。
業界によって標準的に使用されているものが異なりますが、業界のしがらみが無ければ使う方の用途によって自由に使い分ける事が出来ます。数字だけでなくアルファベットを使う場合や、桁数の制限などによって、使用するバーコードシンボルを選定する必要があります。
印字領域の制限(クワイエットゾーンなど)やチェックデジット(読み取りエラーチェックコード)といったことはここでは触れませんが、詳しいバーコードシンボルについての情報を掲載しているサイトがたくさんありますので、基本をいろいろ勉強してみてください。プロフェッショナルになると見るだけでバーコードの値がわかるようになるでしょう(まったく役には立ちませんが)。